麺哲は支店ごとに異なるコンセプトで仕上げています。
広域に展開しているフランチャイズラーメン店のように、
「どこの店舗に行っても同じ味」
ではありません。
もちろん画一化された商品としてのラーメンを否定するわけではありません。
考え方の世界が別物だからです。
豊中麺哲の「醤油」は世界最高のラーメンを作る研究にて辿りついた答えです。
醤油と薄口醤油をベースに作っております。
そこに丸鶏、鶏ガラ、豚背ガラのスープに昆布や鰹、鯖の出汁をブレンドしています。
他にない大きな豚肉も豊中麺哲の特徴となっております。
麺野郎も構成はほぼ同じですが、
炊き込み時間を変えており、骨類から出る味が中心となっています。
醤油は濃口醤油をメインとし、塩ダレを加えた淡い色合いが特徴です。
大阪麺哲は豊中麺哲と違い、豚背ガラを入れておりません。
醤油は薄口10割にて大阪ラーメンとしての特徴を出しております。
麺哲のラーメンを旨いと思っていただきましたお客様は是非とも、
その他の各支店に足をお運びください。
店主が考えるラーメンのありかた、麺の味わい、
スープは麺のために存在しているということなど、
支店ごとの味の違いや、意味を考えていただくことで、
また別の楽しみ方や見かたもしていただけるのではないかと考えております。
お客様とともに、麺を考えていくこと。
それが他の地域にはない「大阪ラーメン文化」の礎となるのではないでしょうか。